障害者支援施設で働く現場3年目の准看護師です。結論から言うと、この健診は準備期間ほぼ2日で、当日スムーズに回すことができました。うまくいった理由は根性ではなく、動き方の「仕分け」にあります。
この記事では、①急な日程変更が判明してからの実際の動き ②当日に複数の業務が重なったときの捌き方 ③想定外に強くなる「仕分け術」、を実録ベースで書きます。
木曜に判明、月曜が本番——最初の48時間の動き
健診の予定日が1週間前倒しになるとわかったのは、木曜日のことでした。まず事務所に伝えて、サビ管にスケジュール調整の必要性を共有。金曜日には施設の別の健診があったので、それが終わった後に受診予定者の名簿を作成して病院にFAXしました。「今回この方たちが受診します」という事前通知です。
木曜日に判明して、金曜日に名簿を送って、週明けの月曜日が本番。短い準備期間でしたが、動けるタイミングで動き切ることだけを考えました。
当日は会議・入浴・健診・新規受け入れが重なった
健診当日は月初の会議と重なっていました。職員が会議に入る時間帯に、朝から入浴に入りたい利用者さんの対応も必要。さらに新規入所者の受け入れまで重なる日でした。
当日に業務が集中しないよう、前日までに利用者さんのケアを前倒しで調整してもらいました。当日の朝に詰め込まないための段取りです。会議・入浴・健診・受け入れが重なっても回ったのは、前日までの段取りが当日を支えてくれたからでした。
スムーズに回せた理由——「自分がやること」と「任せること」の即仕分け
振り返ってみると、うまく回せた理由はシンプルです。自分でやることとサビ管に任せることを、即座に分けて動いたこと。名簿作成とFAXは自分、施設内への連絡と当日のスケジュール調整はサビ管。役割を分けて同時並行で動けたことが大きかったと思います。
① 自分にしかできないこと(医療機関への連絡・名簿・医療情報)→ 最優先で自分がやる
② 自分でなくてもできること(施設内の周知・スケジュール調整)→ すぐ任せる。抱えない
③ 今やらなくていいこと→ 意識的に後回しにする。全部やろうとすると全部が中途半端になる
このとき大事なのは、②を任せるときに「何を・いつまでに」を一言添えることです。仕分けが早いほど、同時並行で進む量が増えます。
想定外の予定変更は必ず起きます。そのときに「自分がやること」と「誰かに任せること」をすぐ仕分けられるかどうかが、現場が回るかどうかの分かれ目になる——今回の前倒し騒動で、それを実感しました。
日程変更は「起きるもの」——普段からできる備え
今回は乗り切れましたが、日程変更そのものは防げません。健診センターや病院側の都合による変更は、こちらがどれだけ計画的でも起きるものです。だからこそ普段からの備えが効きます。
① 名簿のテンプレートを持っておく——受診者名簿をゼロから作らず、雛形に差し替えるだけの状態にしておく
② 連絡先リストを一枚にまとめておく——健診センター・病院・関係部署の窓口を探す時間をなくす
③ 「誰に何を任せられるか」を平時に把握しておく——仕分けの速さは、任せ先を知っているかどうかで決まる
✅ 急な日程変更は、判明した日のうちに「動ける範囲」を動き切る
✅ 当日に詰め込まない。前日までにケアを前倒しして当日の余白を作る
✅ 「自分にしかできない/任せられる/後回しでいい」の3つに即仕分けする
✅ 任せるときは「何を・いつまでに」を添える。仕分けの速さ=同時並行の量
✅ 想定外は必ず起きる。日頃から仕分けの型を持っておくことが備えになる
※ 本記事は障害者支援施設で働く現場看護師の一次情報・体験に基づく内容です。事例は特定を避けるため一部抽象化しています。医療的な判断や処置については、必ず医師・専門家にご相談ください。



コメント