他施設の看護師と話して、自分の職場が見えてきた——福祉施設看護師のリアルな環境比較

現場の看護記録
以前、九州地区の障害者福祉施設で働く看護師・調理師・支援員が集まる意見交換会に、看護師として参加したことがあります。
他施設の話を聞いて、自分の職場のことが改めて見えてきました。環境が違えば、働き方もこんなに違うのかと思いながら聞いていました。

他施設の看護師から聞いた話

ある施設では、20代・30代の若い看護師が複数いて、それぞれに受け持ちの利用者さんがいるという体制でした。嘱託医が月に2回施設に往診に来て、そこで処方まで出る仕組みになっているとのことでした。

管理が行き届いているという見方もできますが、それだけ通院が難しい重度の方が多い施設なのだろうとも感じました。施設内で医療がある程度完結する体制が必要な状況ということです。

印象に残ったのは、看護師が当たり前に夜勤に入っているという話でした。自分は日勤のみなので、それは単純に驚きました。

自分の施設と比べて見えてきたこと

他施設の話を聞きながら、自分の施設のことを改めて考えていました。

医務部は資格を持つメンバーで構成されていますが、定年退職後の方が中心です。経験は豊富ですが、長距離の通院付き添いや体力を要する場面は自然と若い自分に集中しやすい状況があります。休みが取りにくくなる場面もあります。

また女性が多い職場環境で、意思決定や現場の進め方においてイニシアチブを取られる場面が多いと感じています。悪いことではありませんが、流されるままになると自分の動き方が曖昧になっていく感覚があります。

施設の変化の予兆

今の施設に、じわじわと変化の予感があります。

施設長は70代で、経営体制がいつまでも同じとは限りません。今年の春から、施設長の奥さんが看護師として施設に戻ってきました。以前も在籍していた方で、その後は別の場所で病院勤務をされていたそうです。

こうした動きがあると、職場の力学は少しずつ変わっていきます。夜勤導入の話もいつか出てくるかもしれません。

アットホームで穏やかな職場です。ただそれが「変化が起きにくい」「停滞しやすい」という側面でもあることは感じています。

流されずに、できることをやり続ける

環境が変わることに対して、受け身に回りたくないと思っています。

手が足りないからやらない、ではなくて、今できることを積み上げていく。そのスタンスで動いていれば、環境がどう変わっても自分の軸はぶれないはずです。

意見交換会で他施設の話を聞いたのは、そのことを考えるきっかけになりました。環境は違っても、現場で動き続けている看護師がいる。それだけで少し気持ちが引き締まりました。

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📝 今日の現場ノート まとめ

・他施設では若い看護師が複数いて夜勤に入る体制のところもあります
・施設によって利用者の状態像・医療体制・看護師の役割は大きく異なります
・自分の施設にも変化の予兆があります
・流されずに、今できることをやり続けることが自分のスタンスです

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